オール静岡の柑橘を使ったまろやかで深い味わい
元来『ポン酢』の"ポン"とはポルトガル語で柑橘類のことを指します。そして、ポン酢はそのポン=柑橘類を使用した調味料の事を言います。
日本で最初に作られたポン酢は、橙(だいだい)を使用したポン酢と言われています。昔から静岡県では橙の生産が盛んでした。当社のみかんポン酢は、静岡県東部地域の橙、中部地域のゆず、西部地域のみかん、静岡県内それぞれの地域でよくとれる柑橘を使用しています。
そして、ポン酢には醤油がつきものですが、当社では再仕込醤油を使っています。再仕込醤油とは、二度仕込み醤油とも呼ばれ、通常の塩水で仕込むところを醤油で仕込む製法の醤油になります。そのため出来上がった醤油はとても深く濃い味わいの醤油になり、とかく柑橘の酸味や香りで存在の薄くなる醤油ですが、再仕込醤油を使うことでくせのある料理にもしっかりとマスキングできる用途の広いポン酢になります。これも長年培った当社のスパイスと食材のブレンド技術のなせる賜物です。